今回はH県様にて問題・課題解決研修1日間を実施いたしました。対象は20〜30歳前後の若手職員約50名の皆様にご参加いただきました。
ラピッドプロトタイピング
問題・課題解決研修は、「そもそも問題とは何か」や「論理的思考や技術の本質」など一連のプロセスについて参加型で学ぶパートと、その学びを生かして実際にやってみる演習型のワークショップで構成しています。詳しくはホームページの「人材育成」のプログラムをご覧ください。http://workshop-design.com/hrd/
特に、後半のワークショップでは、必ずアウトプットの作成まで到達してもらいます。もちろん完璧なものが完成する訳ではありません。しかし、短い時間であっても、学んだことを使って「やってみる」「考えてみる」「描いてみる」そして「かたちにしてみる」ことで学習効果がぐっと深まります。理解できていないことや新たな疑問や課題なども浮かんできます。さらに、1年後でもこのアウトプットを見れば、その時研修で学んだ内容や体験が蘇ります。
今回は、職場の問題点への解決策を、文章やイラストを使って1枚の模造紙にまとめてもらいました。いくつかの例を下記に掲載しています。短時間で作ったからこそのアイデアの新鮮さや面白さが詰まっていて素晴らしいです。もし本当に実行に移すときは、これらがたたき台となってより精度の高い提案書へと繋がるはずです。
参加くださった皆さんは、大変熱心に演習に取り組んでくださいました。ワークも大変盛り上がったので私自身も楽しく共に学ぶことができました。皆さんの現場リーダーとしての今後の活躍を期待しています。