先週からはじまった、3週連続ワークショップ授業の2回目を実施しました。

この授業では、ワークショップの体験的学習と題して、ワークショップをワークショップで学ぼうというものです。第2回目は「ブレインストーミングと活動デザイン」です。様々なシーンで活用されるブレインストーミング(通称 ブレスト)ですが、実はブレストすれば必ず多様な意見が多数でる訳ではありません。ブレストが効果を発揮するかは、もちろんファシリテーターの力量も関わりますが、実はどのような活動をデザインするかに依ります。たとえば、5名チームで同時進行的にブレストをするよりも、個人、ペア、チームなどで競争や協働の仕掛けを埋め込み、組織構造を変えながらチームを活性化し続けないと意見の量を出すことはできません。今回はいくつかのパターンで組織構造を変え、その変化を感じてもらいました。

私が普段行うワークショップは、3時間〜3日間くらいが多いですが、90分授業という限られた時間でもワークショップ形式でそれなりにコンパクトに的を絞って実施できることが体験できました。次回はこの授業の最終回ですが、しっかりネタを仕込んで臨みたいと思います。

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