今回は昨年に引き続き地方銀行様で主任クラスの方々に実施しました。テーマはリーダーシップとリレーションシップです。リーダーシップはともかく、リレーションシップって何でしょうか?
日々の人間関係をふりかえる
リレーションシップと書きましたが、簡単にいうと自分自身を中心に置いた時に、どんな人々の中で生きているかを見直してもらうものです。「企業研修だし仕事の人間関係だけで十分では」と思われるかもしれません。しかし、そうではありません。新鮮なインスピレーションを与えてくれる情報・知識・アイデアは、実は仕事以外のインフォーマルな人々や関係性の薄い人々からもたらされることが多いのです。この研修では「関係者マップ」を描いてもらい、職場や取引先に限らず、家族、友達、地域の人々、サークル、オフ会、SNS、などあらゆる関係を具体的に書いてもらいます。そして、どのコミュニティの中で、普段自分がどのような振る舞いをしているかなど、いくつかの問いを投げかけて自問自答してもらいます。そこでリーダーシップと関連が出てきます・・・。
「関係者マップ」は私が起業するときに実際にやってみたアイデアです。多忙な日常では狭い視野でつい身近な人との関係性にばかり注目してしまいます。しかし、時には大きな目で俯瞰してみましょう。職場の人間関係に悩む人にもヒントを与えてくれる可能性があります。