京都大学デザインスクールには、PBL/FBLという実習科目があります。半期にわたって、デザイン学教員と大学院生が協働して特定のテーマや課題解決を乗り越えようというものです。昨年下半期に続き、私の修士研究にも大きく関わるファストフードのサービスデザインに取り組みました。この取り組みには株式会社モスフードサービス様の全面的なご協力のもと実施しました。

「SLOW MENU」
みなさんに質問です。「ファストフード店にいったときスムーズに注文できますか?」「本当に好きなものを注文できていますか?」研究室で行ったファストフード店頭の観察調査から得た知見として、「店員がカウンターの前に立って待つ中で、客が焦りながら注文する」という様子がみられました。具体的には、店員さんが待ち構えている中で沈黙が続くのも気まずいので、「よく分からないけど、うーん、とりあえずセットにしとこ!」とか「うーん、メニュー表で大きく記載されている新商品があるしこれでいいや!」とかいう感じです。このもやもやした体験をとりあげ、私のチームでは「カウンターに行く前にゆっくり考えられる空間ができないか?」という問いを立てデザインを試みました。

下記に私のチームや他の2チームを含めた活動の報告があります。詳細には書いていませんがよろしければご覧ください。

クリックしてfblpbl2014-1-yamauchi-outcome.pdfにアクセス

ws0009 201409「ファーストフードのサービスデザイン」(上半期・モスフードサービス様)1