今回はN市役所様にてロジカルシンキング研修1日間を実施いたしました。対象は20〜30歳前後の若手職員約30名の皆様にご参加いただきました。

論理的に概算する
今回は、漠然とした問題に対し、構成する要素を論理的に推論して概算するワークを盛り込みました。コンサルティング会社や外資系企業の就職試験で活用されている「フェルミ推定」のようなものです。概算した数字や量が正しいかはそれほど重要ではなく、どのような指標と計算式を立てたかというプロセスが重要です。このワークでは、「MECEの考え方でダブりやモレのない指標と計算式を出せたか」など、論理的思考で大事なたくさんのポイントをおさらいする上で、とてもわかりやすいワークです。今回の参加者のうち4チームは、とても的確な指標を立てて概算することができました。1チームは他とは違う指標と計算式を立てましたが、こちらも確かな論理的推論ができていました。

その他のワークも大変熱心に演習に取り組んでくださいました。ワークも大変盛り上がったので私自身も楽しく共に学ぶことができました。皆さんの現場リーダーとしての今後の活躍を期待しています。

ロジカルシンキング研修は、「論理的思考と技術の本質」など一連のプロセスについて参加型で学ぶパートと、その学びを生かして実際にやってみる演習型のワークショップで構成しています。詳しくはホームページの「人材育成」のプログラムをご覧ください。http://workshop-design.com/hrd/