今回はメンバー(こっそりファシリテーター)として参加しました。詳細は下記のホームページにありますので、チームの具体的な活動や、私自身の気づきについて書きたいと思います。

まず、琉球大学や沖縄国際高校の皆さまとともに、沖縄の課題に取り組んだこと自体が、大きな成果だと思います。私たち京都から来たヨソ者を暖かく受け入れていただき、沖縄の「優しさ」を感じる2日間でした。
地元の大学生や高校生という若者目線でみた沖縄、私たちヨソ者目線で感じた沖縄、それぞれの目線の違いから普段気づかない沖縄の良さや問題点を発見できました。2日間のワークショップで「観光」や「まちなみ」という複合的課題の最適解を求めることは難しいですが、両者の差異を理解することで、納得解に繋がる新しいデザインへの示唆を得ることができました。
私の参加したチームは、多摩美術大学の須永先生にファシリテートいただきました。普段は論理的思考を使った問題解決をすることが多い中で、「街で画板とクレヨンを手にスケッチで描く」、「沖縄の優しさについて対話する」、「体験を日記に書き綴る」といった感覚的思考を駆使したワークを行ったことは、私に新鮮なインスピレーションと思考の幅を与えてくれました。これらの手法は、まさにデザインの本質である「よく観察する」ためのトレーニングにも繋がると思います。私は、大学でエスノグラフィー手法を使ったサービスの調査を行っており、現地を観察しながら文化を記述するフィールドワークを行いますが、須永先生の取られた手法は、それを絵で表現するもので、観察する点では親和性があります。観察することの深さを感じました。論理的思考と感覚的思考の両面でアプローチすることは、複合的な課題解決にきっと役立つものと思います。

貴重な時間と場を与えてくださった沖縄の皆様、京都の皆様に改めて感謝申し上げます。

詳しい内容は京都大学デザインスクールにありますのでご覧ください。
http://www.design.kyoto-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/ryukyu-kyoto-report_201311.pdf

ws0004 201311「京都大学-琉球大学合同デザインスクール+洋上ワークショップ」(4日間・沖縄)1